TERMINAL ORDER(ターミナル オーダー)のインタビュー
INTERVIEWインタビュー
展示会のオーダー、集計などの煩雑な作業をITの力で効率化し、ブランドとバイヤーを結ぶ懸け橋となるファッション業界向けBtoBマーケットプレイス「TERMINAL ORDER(ターミナルオーダー)」。国内唯一のプラットフォームを運営するターミナル株式会社で働く入社3年目の白川由規さん。デジタル初心者だった彼女が、どのようにITサービスのビジネスサポートに必要なスキルを身につけたのか。今後の目標と合わせてお話を伺いました。
自身も経験してきたファッション業界の課題を解決したい
−ターミナル株式会社に入社するきっかけを教えてください。
前職では、渋谷109に入っているショップで雑貨の商品企画とバイイングを行っていました。バイイングは、国内と韓国・中国など、海外メーカーからも買い付けをしていました。展示会中は、大量のラインシートの処理や展示会情報の収集、新しいブランドの発掘など、すべてがアナログでとても大変でした。 そんな時に、「TERMINAL ORDER」のサービスについて知り、それまでアナログな世界で苦労していた業務を効率化してくれる内容だと聞いて、とても興味を持ちサービスがローンチする前に入社しました。
−現在の仕事はどんな内容ですか?
現在は、ビジネスサポート(カスタマーサービス)という立場で仕事をしています。営業のサポートとして、契約に至った企業へサービスをご案内したり、展示会に立ち会って運用方法をレクチャーしたりするほか、業務効率化のご提案なども行っています。今は約180ブランドを3人で担当しているので、一人だいたい50〜60ブランドほど担当しています。
−仕事を通じて得られたことを教えてください。
それまで、プライベートでも仕事でもデジタルには強くない方だったので、デジタルに特化したサービスの営業サポートという仕事に最初は戸惑いもありましたが、実務で経験していくうちに、徐々にITリテラシーを身につけることができました。また、講習会などにも積極的に参加して、ファッション業界以外の方々とお話させていただく中で学ぶことも多いですね。
−会社の文化や社風を教えてください。
会社には、ファッションに精通している人や、デジタルに精通している人などさまざまなバックグラウンドを持った人がいます。そういった仲間と一緒に働くことでステップアップできる環境があります。私自身、ずっとファッション畑にいたので、この会社に入らなければ味わうことのなかった経験や機会があることは、とても貴重だと思っています。
大切なのは、ファッションへの情熱があること
−ターミナルの仕事はどんな方に向いていると思いますか?また、どんな人と働きたいですか?
ファッションに対する情熱を持っていることが一番大事だと思います。営業するにも、数えきれないほどの地道なブランドリサーチが大切で、好きでないとその作業自体に情熱を持てないと思います。 運営の仕事に必要な能力は、コミュニケーション力だと思います。そのブランドに合った提案をするためには、常にお客様の要望をヒアリングし、信用に繋げていく必要があります。そのあたりは営業と同じだと思います。また、ファッション業界経験者でなくても、このサービスを使ってどういうメリットがあるのかを説明することができ、使いこなせることも大事です。
−最後に、今後の白川さん自身の目標はありますか?
3年目になって、やっと徐々に「TERMINAL ORDER」を知っていただけるようになりました。ですが、ファッション業界は広いですし、まだまだ知らない方々も多いのでもっと色々な角度からサービスの認知度を高めていきたいと思っています。
白川さんは、これまでのファッション業界での経験を生かしながら、ブランドのビジネスサポートができる業務にやりがいを感じているとのこと。デジタル初心者でもファッションに情熱を持っていて、業界のサポートをしたいという気持ちのある方が成長できる環境がここにはあるようです。