TATRAS(タトラス)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

成長を続ける「TATRAS」の製品を手がけるパタンナーを募集します

タトラス ジャパン / 企画・生産部 パタンナー 小林 朝子さん

小林 朝子さん

タトラス ジャパン / 企画・生産部 パタンナー

2006A/Wよりミラノに拠点を置き、イタリア、ポーランド、日本とのコーポレートブランドとしてスタートしたイタリア発のアウトフィットレーベル「TATRAS(タトラス)」。
“in everywhere”をブランドコンセプトに、機能的、洗練された、唯一無二という3つの普遍的テーマを追求したオリジナル商品で、感度の高い顧客を魅了し続けています。

今回は、「TATRAS」を展開するタトラスジャパン株式会社で働く小林朝子さんにインタビュー。ブランドのアイコンであるダウンジャケットや数々の製品を手がけるパタンナー職のやりがいや職場環境についてお伺いしました。

ものづくりの精神を大切にする会社

−「TATRAS」について教えて下さい。

「TATRAS」は、オリジナル素材の開発に加えて、多面性、デザインを追求し続け、2006A/Wのスタート以来、国内での展開を広げてきました。「ATELIER LINE」「BASIC」「MILITARY」「ELEGANCE」「R LINE」という、全5つのラインで構成されるコレクションを展開しています。今シーズンからはネームタグを一新して、シグネチャーである袖のブランドタグもレディスがゴールド、メンズがシルバーの刺繍に統一されました。ブランドは成長とともに、高級感のあるディテールへと進化しています。

−「TATRAS」と言えば、ダウンジャケットがアイコンですね。

スタートした頃に比べると少しずつではありますが認知してもらえていると感じます。こういうブランドに携われているというのは私達パタンナーにとっても非常に嬉しいことですね。

−パタンナーの仕事内容について教えて下さい。

簡単に言うと、デザイナーがあげてきた絵型に対してサンプル製作をして、デザイナーとのフィッティングで確認を行い、より良いものに作り込み展示会に繋げていきます。

−小林さんはもともとパタンナーを目指していたんですか?

中学時代に初めてパタンナーという仕事があると知って、そこからずっとなりたいと思っていました。卒業文集を見返すと、将来の夢にちゃんと「パタンナーになりたい」って書いてあるんですよね(笑)。専門学校で一から服作りを学んで、パタンナーとして4社ほど経験を積んだ後タトラスジャパンに入社しました。

−素敵なエピソードですね。入社の経緯は?

社長と最初の面接で話す機会があったのですが、「合うと思うよ」と言ってくれたので驚きました。まずは3年しっかりとやってみようと思って入社したのですが、気がつけばもう7年が経ちました。

長く働いて、ようやくあのとき言われた「合う」の意味がわかるようになってきたんですよね。 社長が作り手のとしての私の想いを読み取ってくれたのだと思います。

営業から直に「売れた」とフィードバックをもらえる喜び

−実際に他社と比べてどうでしたか?

これまでは人間関係で悩んだり、パタンナーが孤立しがちな環境で働くこともあったのですが、タトラスジャパンは社内でのコミュニケーションが盛んです。オープンな職場だからこそ、幅広い視点で仕事をすることができます。

ブランドの認知を広げることができたのも営業、物流、PR、全ての部署が同じ一つの目標に向かってこれたからです。社内のスタッフはとにかく社長も含めて皆んな人がいいんです。

−だからこそ長く続けてこられたのですね。

素材開発やものづくりにこだわっていることも大きいと思います。生地の特性によってパターンも変えるので、毎シーズン新しい生地に向き合って悪戦苦闘しています(笑)。

あとは、部署ごとの隔たりがないので、営業部から直に「◯◯が売れた」という製品のフィードバックをもらえるのも糧になります。

−小林さんはレディスを担当されているそうですが。

「TATRAS」のレディスを私ともう1名で担当しています。直にデザイナーとパタンナーがやり取りして製品化していきます。

−仕事でどんな時にやりがいを感じますか?

やっぱりデザイナーの意図しているものが作れたとき、そしてそれが「売れたよ」って言われたときに大きなやりがいを感じます。デザイナーがファーストサンプルを見て「Fantastic!」と喜んでくれたりするとすごい嬉しいですね。もちろん、ダメな時ははっきりダメと言われることもありますが、はっきり言ってもらえた方が次の成長に繋がります。

−小林さんが考える優秀なパタンナーの定義とは何でしょうか?

技術的な部分はもちろんですが、デザイナーの考えをどれだけ汲み取ることができるかも大切ですね。パターンの技術だけではなく、人とのコミュニケーションをうまく円滑に進めるのも優秀なパタンナーに共通していることだと思います。

成長を続けるタトラスジャパンがパタンナーに求めることとは?

−今回のパタンナー募集で求めるスキルなどがあれば教えてください。

パタンナー経験がある方にはぜひ即戦力となっていただきたいと考えています。ただ、技術だけではなく、ブランドが好きでもっと成長させていきたい、一緒に盛り上げていきたいという熱意を持った方に来ていただきたいです。

−どんな方に合っていると思いますか?

シンプルに「汲み取る」ということができる人だと思います。相手が何が好きで、何が嫌いか、汲み取る力が求められる仕事です。あとは、いろんなことに興味を持って挑戦できる人。自分の仕事はここからここまで、と決めてしまうのではなく、他の仕事に対して興味を持つこと。社内がオープンな環境だからこそ広い視野を持っている人が活躍できると思います。

−ありがとうございました!

タトラスジャパンがオープンで風通しの良い環境なのは、きっとものづくりを大切にする企業マインドがあるからに違いありません。これから事業拡大し更なる発展を続けるブランドであなたも輝かしいキャリアを築いてみてはいかがでしょう?

 

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