BARNEYS NEW YORK(バーニーズ ニューヨーク)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

「バーニーズで過ごす時間を心地よいと感じてもらいたい」

バーニーズ ニューヨーク銀座本店 / メンズグループ サブマネージャー 片山 紗貴さん

片山 紗貴さん

バーニーズ ニューヨーク銀座本店 / メンズグループ サブマネージャー

バーニーズ ニューヨーク銀座本店は、各地域で展開されるすべての店舗のモデルとして、接客スキルにも高いレベルが求められるといいます。そんな同店でメンズ サブマネージャーを務める片山紗貴さん。今回は、片山さんにメンズファッションの世界に入ったきっかけや、接客業への思いなどをお聞きしました。

メンズファッションの世界で奮闘!

−バーニーズ ニューヨーク(以下、バーニーズ)に入社したきっかけは?

現在入社して2年半になりますが、きっかけは横浜店で働いていた友人でした。彼女からバーニーズで働けてすごく楽しいという話をいろいろと聞いていて、興味を持ちお店を訪れたところ、空間も人も商品もすべてがすごくキラキラして見えたんです。「ファッションを通じて世の中を楽しませたい」という会社としてのポリシーにも魅力を感じたので、私もここで働きたいと思いました。

−これまでのキャリアについてお聞かせください。

新卒で百貨店に入社し、紳士服ブランドに配属になり3年間勤務しました。2店舗目では店長の補佐役を経験しました。

−メンズファッションの世界に入ったきっかけ、また働くことの楽しさはどんなところにありますか?

百貨店に入社が決まり、いろんな研修のなかでメンズファッションの研修も受け、掘り下げていくと歴史など含めてその奥深さに惹かれました。プライベートでもお洋服が好きなのですが、仕事と分けるという意味ではメンズを選んでよかったと思っています。女性ならではの細かさを発揮できると思いますし、客観的な視点からアドバイスできたりするので、女性にとってメンズ部門というのは働きやすいのではと思うんですよね。

−難しさはありませんか? 専門的な知識はどのように学んだのですか?

最初はすごく難しかったですね。形やサイズ感、ディテールなど細分化されていて、お修理も必ずついてくるものなので、作業としても多いとは思います。感覚ではなかなかできないところも難しい点ですね。基本的なメンズファッションの知識は百貨店時代から築き上げました。ただ、以前は自社ブランドのみで型も少なかったのですが、バーニーズではさまざまなブランドを取り扱っていますし、取り扱う商品の多さもまったく違います。シャツ、スーツ、ジャケット、パンツそれぞれのオーダーのイベントなどもあります。

店舗内での勉強会などは定期的に行って、それぞれのブランドの特徴や歴史といった背景を学びましたが、最初は難しかったですね。今も日々勉強です。ご来店されるお客様から勉強させて頂く事もあるぐらいです。ただ視野は本当に広がりました。

本店としてのプレッシャーをやりがいに。

−サブマネージャーの仕事内容とは?

私がいるメンズの1階のフロアには約20人いるのですが、基本的にタイム管理、スタッフの業務の管理、お客様対応などですね。例えば配送を担当するスタッフが何人いて、その作業をどの時間帯にやるべきか、などフロア全体を見ながら、それぞれのスタッフが、業務をスムーズに完了できるよう考えています。また、調子が良いスタッフ、悪いスタッフなど、月によっても違ったりしますし、それぞれ目標もあるので、少しケアをしたりとか。商品に関しては、前年と見て売り上げの動向を見たり、マネージャーのアシスタントとして、そういう部分にも少し携わります。

−接客もして、全体のフロアを見て、時間だったり数字の管理だったりと、責任もかなり重大だと思いますが、そこにやりがいがあるのでしょうか。

頼りにされることは嫌いじゃないです。頼ってくれるスタッフがいることや、リピートしてくださるお客様にも感謝しながらできることを一生懸命やることが一番かなと思っています。

−接客をするうえで心がけていることとは?

仕事帰りに買い物に来るお客様が多いので、その時間をいかに素敵にできるかを常に考えて接客しています。バーニーズでの時間が少しでも心地よいと感じてもらえれば、帰宅される途中だったり、購入いただいた洋服を着る楽しみにつながるのではと思います。「ここに来る時間をすごく楽しみにしていた」といっていただけることが嬉しいんです。

−バーニーズ ニューヨーク銀座本店とは、会社としてどのようなポジションなのですか?

本店となってからは、すべての店舗のモデル店というポジションです。もちろん売り上げは落とせないですし、顧客もしっかりと増やしていかなければなりません。スピードも商品数も売り上げも一番でなければなりませんが、正確さや細やかさが求められます。やはり来店者数が一番多く、バーニーズのイメージといったら銀座本店を思い浮かべられるお客様が多いと思うので、しっかりそのイメージを保たなければなりません。そういったなかで何をすべきかというと、やはりどれだけ自分のファンを作れるのかというところに特化し、きちんと対応していくことだと思います。

どんなに小さいことでも一生懸命やる人はイキイキして見える。

−バーニーズで働く人材として求める人物像をどのように考えていますか?

自然な笑顔ができることはとても重要だと思っています。接客が好きな人と一緒に働いていると楽しいですし。また働いている人数が多いのでチームワークを大切にできるとか、かといってチーム内で埋もれることなく、自主的にやることを見つけたり、実行できることも大切かと思います。

どんなに小さいことでも一生懸命やる人はイキイキして見えますよね。例えばハンカチとかソックスに、時間をかけて大切な方へのプレゼントをご覧になっているお客様もいらっしゃるので、そういうときもしっかりと寄り添って対応できる人ってすごく貴重だなと思います。そういう人は他の業務に関しても些細なことであっても一生懸命やっている人が多いですね。また、中途であってもお畳みの仕方を最初から教えてもらうなど、細かいことでもこの会社のやり方としてきちんと学ぼうとする姿勢というのは見せてくださる人はどんどん伸びていきますね。

−いつでも自然な笑顔ができるってなかなか難しいものですよね。その人自身がハッピーかどうかというのもありますし、そういう点も含めて人としての魅力が重要なのですね。ありがとうございました。

一つひとつの質問に丁寧に答えてくださった片山さん。接客のスキルにも高いレベルが求められるのに加えて、サブマネージャーとしてスタッフ全体の動きにも気を配るなど多岐に渡る業務も、きっと素敵な笑顔でこなしているのでしょう。

 

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