外国人観光客の増加などにより、ファッション業界でも語学スキルの必要性が高まってきています。英語や中国語をはじめとした語学スキルを身につけようと、語学スクールに通う人も増えてきました。
しかし、一歩踏み出せない理由の一つにスキルアップにかかる費用が高いという悩みを抱える人も多いのではないでしょうか?
語学スクールで受講すると費用が高額になりがちですが、雇用保険の被保険者の方は、受講金額の負担を減らす制度「教育訓練給付制度」の活用をおすすめします。
キャリアアップを支援するこの制度で、ぜひあなたの語学力を向上させてください。
給付を受けるための条件に当てはまるかチェック!
「教育訓練給付制度」とは雇用保険の給付制度です。
諸条件をクリアする必要がありますが、労働者や離職者が厚生労働大臣の指定する教育訓練講座を受講し修了した場合、教育訓練施設に支払った教育訓練経費の一部がハローワークから支給されるというもの。
制度には「一般教育訓練給付」と「専門実践教育訓練給付」の2つがあり、後者は看護師や介護福祉士など専門性の高い分野の講座のため、ファッション業界の人が学ぶことの多い語学講座などはすべて「一般教育訓練給付」に当てはまります。
この「一般教育訓練給付」について、諸条件等を見ていきましょう。
キャリアアップのための講座は多種多彩
対象となる講座は、語学スクール以外にも色彩検定講座やカラーコーディネーター検定試験講座など販売に役立つ講座もあります。「厚生労働大臣が指定する一般教育訓練」で検索をすると多くの講座を検索することができます。
英語だけでも、英会話のプライベートレッスンからビジネス英語、TOEIC受験対策コースなど、多岐に渡る講座がずらっと並びます。FashionHRの「ファッション業界今すぐ英会話フレーズ」を監修しているレアジョブ英会話の講座も選ぶことが出来ます。
他にも大手の語学スクールが数多く指定されており、自宅や職場の近くの講座を選べることや、PCがあれば受講できる「eラーニング」に対応している講座があることも、うれしいですね。
もちろん英語だけでなく、中国語、韓国語、フランス語など、数多くの語学の講座が登録されています。
「ファッション業界でキャリアアップを目指したい!」という人はぜひ一度、教育訓練給付制度を活用し、転職活動やキャリアアップに必要な科目を勉強してみてはいかがでしょうか。