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メゾン・ゴヤールの歴史【1】|Fashion HR ブランドヒストリー

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Fashion HRに掲載中のメゾンブランド「GOYARD(ゴヤール)」。その歴史は長く、1792年の創業から現代まで変わらずに継承されて続けています。

今回から数回に分けてお届けするメゾン・ゴヤールのブランドヒストリー。老舗ラグジュアリーブランドとして確固たる地位を築くゴヤール誕生の歴史にはどのような物語があるのでしょう。

メゾン・ゴヤールの誕生

メゾン・ゴヤールの歴史は、ピエール・フランソワ・マルタンによる1792年創業の「メゾン・マルタン」から始まります。

「メゾン・マルタン」は、旅行用の木製の箱や梱包用品専門メーカーとしてフランスで生まれました。箱作り、“入れ物”としてのトランク作り、梱包という、トランクメーカーの黄金時代が訪れる前のこの時代、単に入れ物作成というだけでなく、衣装ケースや衣類梱包をいかに美しく包装し持ち運べるかがメゾン・マルタンの特徴でした。

当時のメゾンの看板には、「ボックスやケースを種類豊富に取り揃えております。併せて、丁寧な梱包をご提供。壊れやすい家具や貴重品、帽子、ガウン、花などもオイルドキャンバス、キャンバス、わらを使って安全に梱包 いたします。その他、馬車用やコート掛け用のトランクに、オイルクロスや防水加工を施したキャンバス布にいたるまで、すべて適正価格で販売いたします」と、商品だけでなく梱包技術にも力を入れていたことが分かります。

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マルタン、モレル、そしてゴヤールへ。継承のヒストリー

努力が功を奏し、メゾンの評判は上流階級の人々の間でたちまちに広まりました。そして、ベリー公爵夫人マリー・カロリーヌ・ド・ブルボン・シシル 妃殿下御用達という名誉を与えられるまでになったのです。

1834年当時、ヌーヴ・デ・キャプシーヌ通り4番地にあった「メゾン・マルタン」は、サントノレ通り347番地へ移転します。そして、1856年の番地付番変更により233番地と住所の表記は変わったものの、それ以来マルタンが 紡いだ物語は今日「ゴヤール」として、変わらず同じ場所で受け継がれています。

後継ぎのいなかったマルタンは後見として面倒をみていた若い女性のポリーヌの婿に、従業員のルイ・アンリ・モレルを迎え入れます。ポリーヌの 持参金として会社を譲り受けることとなったモレルは、「ヴァンドーム広場のそばにある、ヌーヴ・デ・キャプシーヌ通りのメゾン・マルタンの後継者」と名乗り、歴史の継続という重要なたすきを繋いで行くのでした。

1845年、当時17歳のフランソワ・ゴヤールはモレルに弟子入りし、またマルタンの元でも技術を磨いていきました。モレルが突然この世を去った1852年、彼から会社を引き継いたのがこのフランソワでした。

息子のエドモン・ゴヤールに後を継がせる1856〜1885年までの32年の間、「メゾン・ゴヤール」はフランソワによって大躍進を遂げ、19世紀後半には高級トランクメーカーとして一時代を築き上げるまでになったのです。

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