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ファッションを学び直したい社会人にも! エスモードジャポンの新プログラムとは?

エスモードジャポンは、170年以上の歴史を持つパリ校の初の海外の学校として設立され、東京を代表する人気ブランドのデザイナーを数多く輩出するファッション学校。

「ファッション業界に入りたい!」と考える学生や、「もう一度学び直したい!」という社会人向けに多彩なプログラムが用意されているエスモードジャポンで、ファッション業界で働く人たちにぴったりの新コースが来春開講するとのことで今回取材に伺いました。

エスモードジャポン01

ご登場いただいたのは同校のクリエイティブディレクター フランク・ジョソームさん(写真右)と、ジェネラル コーディネーター 高松みゆきさん(写真左)。グローバルに展開するファッション学校だからこそ身につけられるスキルや、世界で活躍するためのノウハウについてお伺いすることができました。

歴史あるファッション学校が大切にしてきた「個性」を育む環境

−エスモードジャポンの歴史、またプログラムの特徴などをお聞かせください。

フランクさん(以下、敬称略):エスモードジャポンは、エスモードにおける初めての海外の学校として設立され、30年以上の歴史があります。現在は14カ国で展開しており、グローバルで同じプログラムで教育している点が特徴です。私たちにとって一番大事なことは「学生たちの個性を育むこと」です。一人ひとりの創造性、世界観を追求するようなプログラムになっています。講師も魅力的で、それぞれが現場をよく知るその道のスペシャリストが勤めています。

高松さん(以下、敬称略):フランクが言ったように、クリエイターを育てることを大前提に教育を行っています。ですから、企業に入ってからのMDに対応できるクリエイションのアウトプットの引き出しをたくさん吸収することができるのです。エスモードでは、他校にあるような「パターンコース」や「デザインコース」というものはありません。パターンもデザインも両方を学ぶべきだという考えです。パターンも“表現の手段”であり、デザインも“クリエイティビティを表す手段”であって、両方を知らなければきちんとしたクリエイションができないからです。そのためのプログラムがあることが私たちの大きな強みだと思います。

エスモードジャポン02

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フランク:私は20年間エスモードで教えていますが、日本校がスタートした時、外国人留学生は全くいませんでした。近年では日本のファッションを学びたいという海外からの留学生も増えていて、現在、14国籍の学生が在籍する国際的な学校へと成長を遂げました。アメリカやスカンジナビア、フランスからと、さまざまな国からこの学校を選んでいます。

−アジアだけではなく多様なエリアからエスモードが選ばれる理由はどこにあると思われますか?

フランク:エスモードには、世界中のグループ校で短期留学ができる制度があります。例えば3週間から3ヵ月など、短い期間で各国の短期留学ができる。日本のファッション業界のマーケットやものづくりに興味があって、ちょっとでも知りたいと思えば留学をして、肌に合えばそのままその土地で学ぶことも可能です。実際に日本校にもそういう外国人留学生が多く在籍していて、すべての学生に同じようなチャンスを設けています。

高松:『ロフィシェル』というフランスのモード誌で、ベストクリエイターという若手クリエイターの出身校紹介がありましたが、そこでもエスモードが紹介されました。日本の学校として取り上げられているのはエスモードジャポンだけだったので、現地の学生の目に留まることも多いのかもしれません。

−御校はファッション業界で活躍中の人々を数多く輩出されていますが、卒業生のサクセスストーリーの事例をいくつかお聞かせください。

フランク:ロンドンコレクションなど世界的に活躍なさっている「TOGA」デザイナーの古田泰子さん、「シアタープロダクツ」というブランドの創立者2人(竹内昭、中西妙佳=現在は退任)、「メルシーボークー」のデザイナーの宇津木えりさんも卒業生です。

高松:メンズブランドで人気の「ラッド ミュージシャン」の黒田雄一さん、「ハトラ」の長見圭祐さんなど、やはりどのブランドも個性的でコンセプチュアルです。エスモードではどんな人に着てもらいたいのか、また、自分の持つ世界観とは何かについてすごく追求した教育を行うので、活躍されている卒業生のブランドにも、確固とした世界観があると思います。

フランク:会社(ブランド)を設立した卒業生は、やはりデザイナーになろう、クリエイターになろうという気持ちが当時からとにかく強かったですね。その想いが強みとなって、夢を実現させることに繋がるのだと思います。

エスモードジャポン03

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脱アパレル不況、日本のファッション業界にとっての課題とは?

−日本とヨーロッパのファッション業界のあり方やファッション教育の違いについてお聞かせください。

フランク:今の時代は、それぞれの国における考え方の違いというよりもグローバルに捉える時期だと思っています。グローバルなファッションといっても、もちろん国によって文化が違いますから、MDやPRの方法などは当然変わってきます。けれども、今はインターネットの普及によって、捉え方、考え方自体がよりグローバルにシフトしていく時期なのかなとも思っています。

高松:各国間の差はどんどん変わってくると考えていますが、現段階ではまだフランスの方が圧倒的にファッション業界自体の捉え方自体、日本よりもレベルが上だと感じます。日本では社会的にアパレル業界が他の業界と比べてレベルが高いと思われているのかは疑問です。反対にフランスやイタリアのファッション業界の立ち位置は、国を代表する産業の一つであり、そこで働くということも魅力的だと捉えられています。

日本にも外資系ファッション企業がいくつもありますが、経験がないなかで転職することがなかなか難しいのが実情です。一方で大手と言われる企業は他業種に比べて、働きたい企業の上位になかなか挙がってくることはありません。フランスなどでは、学生が就職したい企業の上位には必ずファッション企業がランクインしていますし、ビジネスの大きさも、やり方も日本とはまったく違います。

−日本のアパレル業界は元気がないと言われていますが、今後小さなブランドが自分たちのやりたいクリエイションを発信していく傾向にあると思いますか?よりファッション業界を盛り上げていくための課題とは。

高松:その傾向はあると思います。やはりクリエイティブが強いところは残ると思います。今でも海外のコレクションに出している日本のメゾンというと、「コム デ ギャルソン」「ヨウジヤマモト」や「イッセイミヤケ」など、すごくクリエイティブが強いですよね。なので、きちんとしたコンセプトがあれば小さなブランドも頑張っていけるんじゃないかなと思っています。インターネットが普及して、小さなブランドが世に出るチャンスも増えている背景もあります。私たちエスモードも、今後は“起業するデザイナー”を目指す学生をたくさん育てていきたいと考えています。

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グローバルで通用するスキルを身につけて転職することもキャリアアップには大切

フランク:エスモードジャポンでは来年の4月から、ファッション業界でのキャリアアップを考えている方たちに向けた、学士号相当のインターナショナルバチェラーを取ることができる講座をスタートします。これは、例えば高校や専門学校を卒業してアパレル企業に就職した方たちが、ステップアップを考え「外資系の会社にMDで再就職したい」「ラグジュアリーブランドに転職したい」という場合に必要な学士号、しかも海外でも通用するインターナショナルバチェラーを取得することが可能なコースです。

−日本にいながらインターナショナルバチェラー(学士号)を取得できる、これはキャリアアップを考えた転職時にもかなり有効な武器になりそうです。

高松:コースの内容は、デザインやパターンを学びエスモードを卒業して、自分のブランドを起業したいとか、マネジメントかマーケティングを学びたいという人々に対して、マーケティングとイノベーションというものをコアに教えていきます。このコアのカリキュラムは、フランスにある「コンセルヴァトワール・ナシオナル・デ・アール・エ・メティエ(Conservatoire national des arts et métiers : CNAMクナム)」というフランス国立工芸院のプログラムなんです。それを日本にいながら受けることができ、それによってバチェラーを授与されるというものです。

フランク:イノベーションが重要なのは、次に何をするかというアイディアが浮かなければ、人工知能やAIなどで変わり続けていく今後のアパレル業界では残っていけないかもしれないからです。自分でも事を起こしていく、出来るもっと先の一歩先をいくためのカリキュラムです。もうひとつは、マネジメントです。マネジメントは企業の中で人のマネージということもありますが、マネジメントスキルは自身のブランドを作った時にも役立ちます。このふたつのスキルは今後アパレル業界を背負っていく人材には必要なナレッジだと思います。

高松:ファッション業界でより有利にキャリアアップしていくために、転職を考えている人には学ぶ選択も提案したいです。まだスキルが足りない、もう少し武器を身につけてからチャレンジしたい、そんな方には是非参加していただきたいと思います。

−時代の移り変わりとともに、ファッション業界で活躍するために必要なスキルをどんどん磨いていかなければなりませんね。学生にとっても、現在ファッション業界で働く社会人にとっても、新しいチャンスのきっかけになっていってほしいですね。今日はありがとうございました。

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