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「悩みや喜びに共感し、的確なアドバイスができるのはアパレル業界経験があるからこそ」

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アパレル業界に特化した転職支援サービス「FASSIONE(ファッショーネ)」は、豊富な職種の求人情報と専任アドバイザーによる転職活動のこまやかなサポートに定評があります。今回は、ファッショーネのキャリアアドバイザーとして活躍されている川村英さんにインタビュー。

ご自身もアパレル業界出身ということで、キャリアアドバイザーに転身するきっかけや業界経験者だからこそできるサポート、やりがいについてお話を伺いました。

3年間のアパレル販売経験を経て、キャリアアドバイザーに転身。そのきっかけとは?

−これまでのキャリアについてお聞かせください。

小さいころからずっとアパレル業界に携わりたいと思っていて、大学生の頃から販売のアルバイトをしていました。大学4年生のときにはPR事務所で約1年間インターンシップも経験。新卒で入社したセレクトショップでは、メンズセクションに配属され、販売員として3年弱勤めたあと、現職のキャリアアドバイザーになりました。

−販売員からキャリアアドバイザーに転職されたきっかけはなんだったのでしょう?

学生時代も含め、ずっとアパレル業界しか見てこなかったので、「もう少し違う角度から業界に携われないか」、「それともほかの業界も経験した方がよいのではないか」と真剣に考え始めたのがきっかけでした。そうやってキャリアについて考える中、同じようにアパレル業界で働いている方がどんな働き方をしているのかな、と見てみると、希望するブランドに行けなかったり、なかなかフロアに立たせてもらえなかったり、また中長期的なキャリアを積んでいくことが難しかったりという理由で、憧れだったはずのアパレル業界に入っても、すぐ辞めてしまう人が結構いたんです。人材不足については、ここ数年アパレル業界の課題でもあるので、それを解決できるような仕事はないのだろうか、と視野を広げ始めたときに出会ったのがファッショーネだったんです。

−キャリアアドバイザーに転身されたのは今から1年前のことだそうですが、最初はどうでしたか?

それまでは、自分が大好きな服を扱う仕事でしたので、お客様との会話はとにかく楽しく、比較的フランクにお話ししていました。でも、キャリアアドバイザーという仕事は、転職という人の人生に大きく関わります。私としては、どこまで深くその人について聞いてよいのかを判断するのが一番大変でした。単純な好き嫌いや好みだけではなく、その人の考え方や大切にしているものなど、人によっては他人に話したことがないことまで聞かないと本当にいい提案ができません。そのさじ加減が難しかったです。

アパレル業界出身だからこそできる親身で的確なアドバイス

−業界経験者だからこそできるサポートとしては、どのようなことがあるのでしょう。

相談に来られる方の中には、私と同じように販売を2、3年やってきて今後のキャリアについて悩んでいる方がたくさんいらっしゃいます。そのような方々とお話しする中で、過去の自分と重なる部分があり、共感した上でアドバイスすることができます。私自身は他業界への転職をした身なので、他業界でどういう仕事があるのかであったりアパレル業界を離れた時のギャップなどもリアルにお伝えしています。

お一人お一人考え方は違うので、お話しながら他業界ご希望の方にはアパレル出身の方が活躍している企業をご紹介することもあります。実際に私の担当の方では広告の営業職やITのカスタマーサポート職、インテリアコーディネート職などにご転職されて、ご活躍されていらっしゃる方がいますので。

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当然、他業界への転職ではなく「絶対アパレルがいい」という方もいますし、「本社業務をやりたい」という意思の強い方がカウンセリングにいらっしゃいます。ただ深く聞いていくと、「販売職は嫌ではないけれど、キャリアアップが見えない」というモヤモヤがあることも少なくありません。

実際にアドバイスをさせていただいた方の場合だと、キャリアチェンジ制度がある会社と、本社業務で採用した実績のある会社の両方を受けていただき、キャリアチェンジ制度がある会社に販売職として就職されました。キャリアアップしやすい会社に入って、そこでどうアピールしたらよいかといったことも、前職場で見聞きした経験を生かしてお話しして、「旗艦店のサブになることになりました」とか「本社のPRの人と話して川村さんが言ってた話をしてみたら、今度ご飯に行くことになったのでまたアドバイスください」などと、入社後にご連絡いただけたことは非常に嬉しかったですね。

−同じ業界で経験があるというだけで、話しやすくなったり、心を開きやすくなったり、というのはありますよね。キャリアドバイザーをしていて、印象的だったことはありますか?

好きなブランドやテイストについては、いつも話が盛り上がりますね(笑)。印象的だったエピソードとしては、同じ販売職といっても会社によって制度や環境が全然違うことです。産休育休制度や賞与の制度などもそうですが、評価制度で見られるポイントが売上なのか顧客数なのか行動なのかも企業やブランドによってかなり違うんですよね。

「販売はブラック職種だからやめたい」と相談に来られた方がいて、お話を聞いていると仕事に対してのやりがいはすごく感じていらっしゃるし、ご実績もだされているのに全く評価をされなかったことに不満を持っていらっしゃったんです。その方には会社別の評価基準や制度のお話をさせていただき、その方のご活躍がきちんと評価いただける環境のある企業をご提案しました。現在は外資系アパレル企業様で非常にやりがいを持って働いて頂けていて、お店にもこの間お邪魔してついつい購入してしまいました。

職種やポジション別の経験者アドバイザーによる細やかなサポート

−ファッショーネのカウンセリングで気をつけているところはありますか?

キャリアの考え方や気づき方は人それぞれなので、カウンセリングに来られた方全員に転職を進めるのではなく、その方に本当に合うアドバイスをするように心がけています。お話を聞いて、場合によっては、「今のところでもう少し頑張ってみてはいかがですか」とアドバイスすることもあります。

また、ファッショーネのキャリアアドバイザーは、何らかの形でファッション業界を経験している者が多いので、携わってきたからこそ共感できる部分やアピールポイントを見つけることは多いと思います。私は販売経験者ですが、商品管理経験者や生産経験者など…さまざまなメンバーが揃っているので、チーム全体で連携をとり、職種やポジションに合わせたカウンセリングやアドバイスができていると思います。

選考書類一つでも、こうした方が通りやすいとか職種やポジション別にアドバイスも変わりますし、アピール内容も変わってきます。カウンセリングでお話させていただくと必ずと言っていいほどご本人も気づいていらっしゃらないアピールポイントが出てきます。面接でのアピールや書類ご推薦時の補足で企業様へ私たちからお伝えすることで、「じゃあ会ってみようかな」と言っていただくことも少なくないため、やりがいを感じますね。また、企業様で募集枠がないポジションでもこの方と企業様の相性がばっちりだなと思った時には企業様にはご相談させていただいています。直近ですと今月ご入社される方も実はご相談ベースで進めさせていただいたことがきっかけで選考に進まれた方ですね。

−それは、ファッショーネならではの強みですよね。ほかにも特徴はありますか?

そうですね。求職者の方との連絡はこまめにしています。細かなやりとりをするためにも、若い方との連絡に最近ではSNSを使うこともあります。

−そういった連絡ツールも求職者の方に合わせていく姿勢でいらっしゃるんですね。

返信が早い方が面接の日程などもスピーディに決められるんです。あとは、社内に証明写真の撮影ブースがあるので、カウンセリング後すぐに撮影できるようになっています。写真を撮って、履歴書もこちらでフォーマット化してエントリーできるので、スピード感を持って動きたい方にはおすすめです。証明写真も、何枚か撮ってみてどれがよいかというアドバイスもしています。

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業界の魅力を実感しているからこそ、価値を上げていくために貢献したい

−やりがいを感じるときはいつですか?

転職先が決まって、「本当に嬉しいです」と言ってもらえたときや、すごく喜んでくれたときは、「この仕事をしていてよかったな」と心から思います。「川村さんのおかげで、自分一人では絶対に探せなかった会社を紹介してもらえました」というお声もいただき、その方の視野が広がるきっかけになれるのはすごく嬉しいですね。お客様のために何かをして、「ありがとうございます」と言っていただけることは販売員の頃とあまり変わらないです。お客様に喜んでいただけることがやりがいにつながります。あとは、転職後の活躍を企業の方から聞くのもうれしいです。

−企業とコミュニケーションをとる機会も多いと思いますが、人事の方が今抱えている課題はありますか?

販売職が集まらないというのは、どの企業様も口を揃えておっしゃっています。この問題は、販売職の待遇などが改善しないとなかなか解消されない問題だと思っています。前職の同期の中にも、頑張って働いているのになかなかお給料が上がらない、働いている価値を見出せないという人がいます。最近では、お給料を上げたり、女性が働きやすい仕組みをつくろうと取り組む企業様も増えているので、私たちも販売職の働きやすさや魅力が向上するようにどんどん貢献していきたいなと思います。

−最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします。

全力でおしゃれを楽しめるのが、アパレル業界で働く一番の魅力です。洋服は、衣食住と言われるように生活に絶対必要なものですし、それでたくさんの人を幸せにできる魅力的な業界だと思っているので、その業界をしっかりと支援ができるように私も邁進していきたいです。

──ご自身の経験を通して感じたアパレル業界の魅力や課題を踏まえ、販売職の価値を上げていきたいとお話ししてくださった川村さん。業界をよくしていきたいという想いが伝わってくるインタビューでした。アドバイザーが同業界経験者であるというだけで、話しやすかったり、より安心して相談できたりするものです。アパレル業界の仕事を探している方はぜひファッショーネを利用してみてはいかがでしょうか?

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Photo:Hyo Yikin Interview: Lina Ono(Rhythmoon)/ Edit:Fashion HR

 

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