遠方にお住まいで本社と距離が有る場合、「スカイプ」などのインターネット電話サービスを使用した「テレビ電話面接」を行なう企業が多くなっています。今回は、普段あまり使い慣れないテレビ電話を使用する面接についての質問に、Fashion HRの転職コンサルタントがお答えします！
以前は電話を使用していたものが、IT技術の発達によって「テレビ電話面接」を行なう企業が増えてきました。面接地から遠方に住んでいるときや、外資系企業の本社と面接を行うときによく行なわれます。その際に、よく使われているのが「Skype」や「FaceTime」です。
「テレビ電話面接」の心得。事前に準備しておくことなどはありますか？
「テレビ電話面接」はスマホではなくPCで！
会社のミーティング等でも使われることが多いので、PCを使用したテレビ電話に馴染みのある方もいらっしゃると思います。
「Skype」や「FaceTime」は、インターネット回線を利用した無料の通話サービスで、基本的には全て無料で利用することができます。インターネット回線を利用しているので、従来の電話とは異なり通話料がかかりません。通話したい相手が「Skype」や「FaceTime」を利用していれば、日本国内はもちろん、地球上のどこにいても世界中、無料で通話し放題なのです。もちろん、使用する端末にカメラが付いていれば、テレビ電話も可能。
「Skype」や「FaceTime」はスマートフォンでも使用することができます。「Skype」や「FaceTime」のWEBサイトから、自身の通信機器に合わせた専用ソフトを無料でダウンロードすることが可能です。早めに準備をしておきましょう。
さて、次に肝心の「Skype」や「FaceTime」などを使用した「テレビ電話面接」のポイントについてご紹介します。
「テレビ電話面接」で印象を良くするポイントとは？
1. 写り方を意識する！
設定によっては通話相手にあなた側の映像が表示されていない場合があります、必ずあなた側の映像が映る設定にしておきましょう。またテレビ電話はあなたの背景に、話している部屋の様子が映ってしまいます。意外と面接官は候補者がこういった細かい配慮ができるかどうかも見ています。まずは部屋をきれいにしておくことも大切なポイントです！
2. 目線に注意！
ノートパソコンではカメラが内蔵されているものが殆どです。ノートパソコンは、すぐにテレビ電話を開始することができますが、カメラは画面上部に付いている事が多く相手を覗きこむような形になってしまい、表情が悪く見えてしまうことが多くあります。そんな時は、自分を平行に映せるような付属カメラを購入する、またはパソコン自体の設置位置を工夫することをおすすめします。カメラがモニター位置と違うところに設置してある場合はその旨を先方に断ったほうが無難です。
3. 声の大きさもチェック！
カメラ同様にマイクもチェックをしましょう。普通のトーンでしゃべっていても、こちらで思っている以上に、先方に聞こえていない、またその逆のパターンも良く見受けられます。周囲の環境音も要チェック！静かな場所を選んで行なうようにしましょう。
「テレビ電話面接」の前はリハーサルを欠かさずに！
以上のポイントに注意しても、実際に使わないとわからないことが多いのがテレビ電話面接。「Skype」や「FaceTime」を設定がてら、ご友人やご家族とリハーサルを行うことをお勧めします。最近は録画ができるものもあるので、自分で撮影をして確認してみることも良いでしょう。
初めてのテレビ電話の利用が面接！となると緊張してしまいます。しかし、準備不足で失敗してしまっては取り返しがつきません。会社で使い慣れている人も、転職活動における「Skype」や「FaceTime」の使用時は、事前に自宅の環境で確認をしておきましょう。
