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複数の会社から内定をもらいました。どの会社に決めるべきか、転職における会社選びの基準とは?

転職活動の際、複数の会社の選考を受けていると、数社から同時に内定が出ることがあります。「あっちの会社は待遇が良いけど、あまり社長の方向性に賛同できなさそう…」「こっちの会社は規模は小さいけど、面接でお会いした上司になる方も、社内の雰囲気も良かったなあ…」など、企業の特色は一長一短。

どの会社の内定を受けるべきか迷ってしまうことも多いものです。そんな時、どのような基準で会社を選ぶべきなのでしょうか?転職コンサルタントにアドバイスを伺いました!

30代半ばの男性です。複数の会社から内定をもらいましたが、どの会社の内定を受けるか迷っています。どのような判断基準で選べば良いのでしょうか?以前転職をした際に、会社選びに失敗してしまった経験があるので、慎重になっています。

内定を複数の会社から頂けたとのこと。まずはおめでとうございます!会社選びをする際の判断基準は、その企業がオーナー企業であるか、はたまた国内企業や外資系企業など、企業のタイプによって注目するべき点が変わってきますし、年齢によっても異なります。

ご質問者さまは30代半ばとのことですので、これからお話する内容は30代半ば以上の方を想定した内容になりますが、お若い方にも共通する部分も多々あるかと思いますので、是非ご参考にしてみてください。

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まずは、ご自身で「会社で何をしたいのか?」そして「将来どうしたいのか」をしっかり考えておく必要があります。そして、自分が納得して就労するために重要視するチェックポイントを挙げてみましょう。これらは、あなたの現在の年齢、将来の目標、意向、によって、その重要度が変わってくると思います。

  • 商品内容、その商品のトレンド性、市場性、売れるかどうか
  • 企業やブランドとしてのロイヤリティがあるかどうか
  • 社員の待遇、福利厚生はしっかりしているか
  • 従業員を大切にしているか。従業員の家族を大切にしているか
  • 会社に夢があるか
  • 外部での評判はどうか
  • 社員は楽しく、モチベーションをもってのびのびと仕事をしているか
  • 社長は元気か、チャレンジ精神をお持ちか など

これらのポイントは入社前にできるだけチェックしておきたい項目ですが、入社してみないと分からない事も多くあります。その場合は、あなたが将来、どのようなキャリアを描きたいのかを念頭に置くことをおすすめします。例えば「バイヤーになりたい!」と考えているのであれば、とりあえずその企業が3名、5名の不安定な会社だったとしても、その場所でバイヤー職を経験すべきでしょう。会社選びは時にリスクを伴います。転職希望者の中には、1年だけと決めて、その職種を経験するためだけに転職する方もいるほどです。

では、次から企業のタイプ別に判断基準をご解説します。

オーナー企業の場合、社長と合うかどうかをチェック

まず「オーナー企業」とは、経営者(社長)が自社の株式の大半を保有している会社のことを言います。「社長の一存で全てが決まってしまう」「旧態依然とした社風」などのマイナスイメージもありますが、企業によっては、意思決定の早さを生かした経営を行なっていたり、変革に意欲的だったりと、魅力的な会社も多く存在します。近年では「不況に強いのはオーナー企業である」という調査結果も出ています。

オーナー企業を選ぼうとする場合は、やはり社長の考え方に賛同出来るかどうかが一番重要なポイントになります。「部長とは合うが、社長とは合わないかも」という印象を持ったことがあるのであれば、オススメしません。逆に「部長とは合わないが、社長とは意気投合した」ということであれば、トライしても良いでしょう。

前出の通り、オーナー企業で経営の最終判断を下すのは社長です。このような企業を選ぶ際には社長の考え方や意向、趣向を十分に調べておきましょう。

国内企業の場合は、会社と自分の方向性が合っているかどうかをチェック

まずは、会社の方向性はどこを向いているのかをチェックしましょう。ファッション業界全体を見て、どう感じて、どう思うか?あなたの想いや未来予測と会社の方向性が同じであることが大切なポイント。あなたと会社のマインドが同じ方向を向いていれば、万が一会社が無くなってしまうようなことがあっても、納得がいくのではないでしょうか。

例えば、現在ファッション業界では、日本の人口減少からビジネス規模の伸びを危惧し、アジアへの進出戦略を考えている会社が増えています。1つの会社がアジア戦略をはじめると、次々と後を追う会社が続きます。しかし、中には「わたしたちは日本で頑張る」という方向性を打ち出す会社もあるでしょう。

時代へ逆行をしているように見える反面、国内での基盤作りを強化して、波に流されない堅実な会社だったという場合も。時代の流れに乗り新しいフィールドへ乗り出す前者の会社が良いのか、堅実な経営で国内でビジネスを続ける後者の会社が良いのか、それはあなたがその会社で何をしたいと思うかによると思います。

そして、これは国内企業でも、後に触れる外資系企業にも共通することですが、これから特にファッション業界では60歳、65歳まで仕事が出来る確率は非常に低く、サラリーマンを続けると考えるのであれば、役員などのポジションを目指されるべき

社内でそういったキャリアパスが用意されているのか、存在するのかもチェックしておくべきポイントです。これからは、大手巨大企業か、個人の専門的ノウハウを蓄積した中小企業しか残らない時代だと思います。そういう意味では、将来、独立や新会社の設立を視野に入れるのも良し、役員と言う立場で会社経営を経験するということが多いに役立つでしょう。

外資系の場合は「誰と一緒に仕事をするのか」をポイントに

外資系の場合、定年までその企業で勤め上げる、ということはほぼありません。また退職金はつかないという企業がほとんどですが、就業3年目から退職金が付くという会社もまれに存在します。

外資系企業の社長は数年で転職してしまう場合が多いので、会社を選ぶ際には、まず上司との相性を確認すること。今までのご経歴にもよりますが、既にマネージャーのポジションをご経験されていて現在30歳半ば、ということであれば、仕事の中身よりも「誰と一緒に仕事をするか」が非常に重要なポイントにしたいですね。

30代半ばの転職は、人生を左右するような出会いに遭遇する時でもあり「この人と仕事がしたい!」と思えるような上司、同僚、仲間がいる会社に行かれた方が良いと思います。仕事は一人では出来ません。周りがどのような環境で・どのような方が上司になり・どのような方が部下になるのかであなたのパフォーマンスが左右されてしまいますし、結果的に会社への貢献度も大きく変わります。

  • 年俸からモチベーションを感じる人
  • 仕事内容にモチベーションを感じる人
  • 責任範囲からモチベーションを感じる人
  • 福利厚生からモチベーションを感じる人

このように、仕事に対するモチベーションを何から感じるのかは人それぞれですが、どのような場合もあなたのスキルや経験と同じく、もしくはそれ以上に「誰と仕事をするか」が重要なポイントになってくるでしょう

30代半ばからそれ以上の年齢になると、スキル以上に人脈やコネクションが重要視されます。会社は人を切り捨てることもありますが、人と人との繋がりはそう簡単に途切れるものではありません。

あなたが今までの面接でお会いになった方々は、あなたとこれから一緒にお仕事をすることになる方々です。その方々にどのような印象を持ちましたか?

共に切磋琢磨するチームを作れそうでしたか?そういった人間関係を作れる場所でお仕事をされることは、あなたの今後のキャリア形成にも大きな力添えをしてくれることでしょう。慎重に会社選びを進めてくださいね!

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