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ファッション業界ウラ話

ファッション業界のヘッドハンターが語る、業界の求人動向と上手なキャリアの描き方

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「ヘッドハンターからお声が掛かった!」 とよく耳にすることがあると思います。一体ヘッドハンターとはどのような方で、どのように自分の転職活動をサポートしてくれるのでしょうか? 今回はファッション業界に特化した転職エージェント「エーバルーン コンサルティング」のヘッドハンター、吉田直哉さんに話を伺い、現在のファッション業界における求人動向と、キャリアデザイン構築の秘訣のアドバイスを頂きました。

ヘッドハンターとは、企業と人を繋ぐ“ファッションビジネスのプロ”

―ヘッドハンターと聞くと、なんだか特殊組織みたいなニュアンスを抱く人も多いと思うのですが(笑)、吉田さんはどのようなキャリアで現職につかれたのですか?

「株式会社バーニーズ ジャパン」に新卒で入社し、「株式会社リクルートキャリア(リクルートエージェント)」に転職。主に事務系スペシャリストの中途採用の転職支援事業をサポートし、2014年11月からファッション業界に特化した人材紹介会社、「エーバルーン コンサルティング」に入社しました。現在は主に国内のファッション系クライアントを担当しています。

―そもそも、ヘッドハンターとはどんなお仕事ですか?

採用する企業側の依頼に基づいて、その要件に合致する人を探し出してご紹介しています。企業様、ご紹介する方たちとのコミュニケーションから、お互いのニーズを聞き出し、双方向にとってより良い形を提案することがミッションでもあるので、日々いろんな人との接点を持ちながら長期的にお付き合いしていく、そんな仕事です。

―ちなみに、ヘッドハンターからお声がけがきた時、「なんで私のことを知っているの?」と疑問を抱く方が多いと思うのですが、どのようなルートで人材を探すのですか?

色々なケースがあります。主な手法は、雑誌や新聞などメディアでの情報収集、業界関係者からの評判、企業側からの指名、また店舗スタッフの場合は店舗に出向き直接接客を受けてからアプローチする、などが挙げられます。

―ファッション業界ならではのヘッドハンター動きというのはありますか?

ファッション業界は狭いので、人と人との繋がりがとても大切です。知り合いの紹介でその方の知り合いを紹介いただくというケースが多く、関係性が広がりやすいフィールドです。仕事柄ファッション業界外で働く人にも会うことが可能なので、ファッション業界を客観的な立場で、ファッションビジネスとして捉えられることが面白いですね。“ファッションビジネスのプロ”という意識を持ちつつ、企業と人を繋いています。

―ファッション業界とその他の業界両方を知っていらっしゃる吉田さんがファッション業界の転職で難しいなと思うポイントは?

その人のキャラクターや雰囲気がブランドにあっているかどうかが他の業界よりも重要視されます。スキルはもちろんですが、カラーが合うかがスキル以上に大切です。レジュメだけを見て判断するのではなく、その人を知る機会を設けて、企業に紹介しています。

デジタル化により、ファッション業界外からファッション業界に転職する人も

―気になるファッション業界の動向ですが、現在求人が多いマーケットを教えてください。

ブランド数が多い日本のマーケットでは、ブランドの輪郭をはっきりさせるということが求められているケースが多いので、PRやVMDの需要は右肩上がりです。一方で、ライフスタイルブランドの急成長により、今までブランドやショップ側が持っていなかった知見を外部に求める企業が増えているのも事実です。今までは、ファッション業界内で人が動くことが大半だったのですが、 ECサイトなどのデジタルの発達に伴って、ファッション業界外から専門家を取るという動きも増えていますね。そして変わらず、販売スタッフや店舗スタッフのニーズは多いです。
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転職で何を得たいか、目的意識を持ち、長期的なビジョンで動く

―ファッション業界のヘッドハンター、吉田さんが教える、転職のコツとはずばりどんなことですか?

転職の目的意識をはっきり持つことです。今回の転職で何を得たいか、何を重視したいか、などの目的を掲げて動けば、入社してから「こんなはずではなかった」といった状況を回避できます。また、将来的なビジョンをはっきりと描くことで、そのゴールに向かうためにどのようなキャリアステップを踏めばよいのかが明確になります。目先のことよりも中長期的な視野で活動するのがおすすめです。

―失敗しない転職をするために、優良企業をどのように判断すればいいでしょうか?

自分の目的が実現できる会社が自分にとっての優良企業になるので、自分にとってのいい会社とはどういうことなのかをはっきりとさせることが重要です。他からの評価などをあまり気にせず、自分らしい転職を心掛けて下さい。
また、自分一人ではなかなか難しいキャリアデザインをヘッドハンターに相談するのも大切だと思います。ヘッドハンターはいろんな会社を見ているので、「その会社でできることできないこと、それだったらこの会社が良い」など、的確なアドバイスを提供します。自分にとってのいい会社を選ぶためにも、相談相手がいるというのはとても心強いことだと思います。上手に僕たちを使って、素敵な人生を手に入れてください!(笑)

希少性の高いキャリアと友好的な人間関係で、さらにステップアップを

―一般的に憧れのある、“30代年収1000万円プレイヤー”になるためには、どのようなスキルが必要だと思われますか?

その人にしかできない希少性の高いキャリアを持つことですね。例えば、ファッション業界は感覚や感性が大切ですが、ECなどデジタル化が進むにつれて、数字を見れることが重要になって来ています。優れた感性を持ちつつ、数字を見ながら目標も達成していくなど両方のスキルを持ち合わせた人は、より高い年収を得ていますね。そして、この業界に限らずですが、英語力。国内より大きなマーケットに影響力を与えられるため語学力は欠かせないです。また、部下やチームをマネージメントする、マネージメント能力も30代になると問われるケースが多いです。

―20代の方に、これからのキャリアステップの秘訣を。

ファッション業界は、業界内での転職が多いので、いい評判も悪い評判も広がりやすいです。30代の素敵なキャリアを描くには、絶対に周りの協力が必要になって来るので、20代からよい人間関係を構築することをお勧めします。また、今が転職のタイミングではないと思っていても、いざという時に備えて常に業界の情報を得たり、自分のマーケット価値を常に知っておくことがより良いキャリア構築につながると思います。

―素敵なアドバイスをありがとうございました!

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