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外資系ラグジュアリーブランドで働くために、“英語以上に必要”なこと10

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トレンドを先導する憧れの外資系ファッションブランドで働くためには、どんなスキルが求められるかご存知ですか?実は、必要なのは『語学力』だけではありません。逆に言うと、英語が話せたとしてもそれ以上に大切なものを持っていなければNGとされてしまうことも多々あるのです。

今回は、「外資系ファッションブランドで働くために必要な10」をご紹介。これらのスキルを持っている人はもしかしたら英語スキルが無くても働けるかも?

外資系ファッションブランドで働くために、『英語以上に必要』なこと10 ★

1. ブランドの価値への深い理解

2. デジタルに強い

3. 常にフレキシブル!

4. 実力主義への覚悟

5. リストラに動じない

6. ラグジュアリーな体験

7. 遠慮は無用!

8. メールは“しきたり”より効率!

9. ON/OFFのスイッチ

10.偏見を持たない

外資系ファッションブランドで働くために、『英語以上に必要』なこと10

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1.ブランドへの深い理解

まず、外資系ファッションブランドで働くための、第一条件として““ブランドへの深い理解”が求められます。理解といっても、ただ「可愛いから!」「流行ってるから!」というミーハーな気持ちだけではありません。例えば、ブランドの成り立ちから今日まで築いてきた歴史、そしてブランドが創り出す世界観、さらにはデザイナー遍歴、つまりブランドの本当の価値まで突き詰めて知っているかどうか。

常に、社会的背景と密接な関係を持つファッション業界。なかでも、100年以上続くブランドならなおさら洋服だけでなく、ブランドの軌跡を知ることが大事です。まずは気軽に手に入る本や映画などでチェックすることや、お店で直接話を聞くのも◎!深く理解することで、ブランドで働くことの誇りも大きくなるでしょう。また、ショップ販売員を目指すのであれば、自身の立ち振る舞いが“ブランドの顔”に。そのためには、ブランドについて深く理解したうえで、お客様の視点とは異なる視点を持つことが重要です

2.デジタルに強い

いまだアナログ色が強いとされている日本のアパレルブランドに比べて、時代とともに変革し、常に新しいチャレンジを続けている外資系ファッションブランドでは、今やデジタルに関する一定の知識が問われるのは当たり前!コレクションの演出からマーケティング、セールスなど多方面でデジタル化が進んでいるため、まったくの初心者では理解するのに一苦労するはず。ブランドのオフィシャルInstagramやSnapchatなどはチェックすることが必要不可欠です。

また、外資系の転職活動時にはLinkedinやSkypeを活用するなど、SNSやメッセンジャーサービスのやりとりも主流になっています。メールはもちろん、海外を中心に使われている最低限のビジネスツールについては、ある程度の情報を持っておきましょう。

「デジタルに強い=デジタルのデメリットについても知っている」。さらにこのことを押さえておかなければ、思わぬトラブルを引き起こしかねません。デジタルとアナログ、両方の良さを取り入れられるのがデジタルに強い人の定義です。

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3.常にフレキシブルマインド!

トップの入れ替えや企業買収が盛んな外資系ファッションブランドでは、環境の変化にも動じない“柔軟性=フレキシブルさ”が求められます。突然クリエイティブディレクターが退任したり、社長が交代したり…、ビジネスの成功に向けて素早い編成が行われる外資系企業では突然制度やルールが変わるのは日常茶飯事。
グローバルでの決定事項にいちいち「前の社長の時はこうだったのに…」と足を止めている暇なんてありません。急な変化もすぐに飲み込み、パッと頭を切り替えることが大切!いつでも柔軟さを忘れずにポジティブな思考に変換することが活躍の秘訣です。

4.実力主義への覚悟

結果以上にプロセスを大切にする日本企業に比べて、““結果重視”の外資系企業では、プロジェクトの目標達成に向けていくら努力を重ねたとしても、最終的に結果が伴っていなければ評価されないという厳しい側面もあります。そのため、日本企業によく見られる上下関係や年功序列といった慣わしを好まず、ビジネスにおいて常に結果を求めたいというタイプの方に合う環境。
一方で、結果主義だからこそそれに対する報酬もきちんと払われるため、フェアな外資系企業であれば社歴や年齢に関係なく、あなたの頑張り次第で、給料アップ・キャリアアップが可能。販売職においても、個人インセンティブやチームインセンティブなど多様な報酬が存在するため、チャンスがあれば高収入だって見込めます。

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5.リストラに動じない

実力主義の外資系企業で働く上で覚悟しておくべきことは“リストラ”。業績次第で高収入を得られる反面、会社が業績不振になってしまえばリストラ対象になる可能性だってなきにしもあらず。

そのため、急なリストラに遭っても動じない“準備”を常にしておくことが大切。例えば、いつリストラに遭ってもすぐに転職できるような人脈をつくっておく、副業を始める、フリーランスになる、などがいいかもしれません。

また、予期せぬ事態に人は、どうしてもネガティブに考えたり、落ち込んでしまいます。それが突然のリストラならなおさら。日頃から「もしかしたら…」という覚悟を持ち、ある程度の危機感を抱くことで、万が一リストラに遭ったときに動じないメンタリティをつくっておくことも大切なのです。

6.ラグジュアリー体験

外資系ファッションブランドの中でも、特にラグジュアリーブランドに当てはまりますが、日々顧客へ崇高な接客体験を提供するトップセールス販売員が大切にしている一つに、自身の「ラグジュアリー体験」があります

仮に、自分がハイブランドのバッグを買ったことがあったとしても、その体験があるから高級商材が売れるか、といったらそうではありませんトップセールス販売員の多くは、自身で、ラグジュアリーなホテルのサービスを受けたり、高級サロンでの接客体験、高級レストランでの食事、などブランドのカスタマーが実際に行っているような体験を通じ、サービスを学んでいます。

頻繁ではなくても、数年に1度でもこういったラグジュアリー体験をすることが販売力のアップに繋がり、提案するアイデアも、顧客がより楽しめるものに変化していくのです。

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7.遠慮は無用!

日本ではどちらかというと、古い企業であればあるほど年齢や見た目で相手を判断してしまいがちですが、フェアな外資系企業において年齢や社歴で判断をすることは好ましくありません。もちろん、年下でも年上でも同じ。相手を判断するポイントは仕事におけるスキルでありその成果。その成果を出すのに「先輩がいるから遠慮しておこう…」なんて気遣いをしてしまっていては、自分のタイトルまでが危うくなってしまいます。

もちろんチームで働くには最低限のマナーや気遣いは必要。でも、そればかりに気を取られて成果が出せないとしたら、それはある意味で、仕事におけるマナー違反なのかもしれません。

本当の意味で実力主義の外資系企業で遠慮は無用!逆に明らかに年下であっても、優秀な仕事をしているならばリスペクトしなければなりません。周りとも上手くコミュニケーションを取りながらも、きちんと実力を発揮することが大事です。

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8.メールは“しきたり”より効率!

外資系企業のコミュニケーションツールの代表格は「メール」。このメールの使い方についても、外資系の意識は日本と異なります。日本では相手にお願いするときに、失礼がないようにと長々と回りくどい文章を書いてしまいがちです。もし、外資系企業で働いていると社内でそんなメールを送ってしまったら、全然返事が返ってこない……なんてこともあるでしょう。

もちろん丁寧さは大事ですし、相手の国の文化によっては至極長い言いまわしも必要なこともありますが、基本的には“しきたり”よりも、いかに効率的であるかを求める外資系企業では、余計な文章をそぎ落とし、相手に的確に要望を伝えるメールが好まれます。ましてや自分が返信しなくてもいいグループメールに必要のない内容をかぶせて、存在感を示したつもりになるなどもってのほか。

「◯◯を▲日までにお送りください」と、要点をまとめ、相手がそのメールを読み、何をすれば良いのか、明確にわかるような内容を心がけましょう!

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9.ON/OFFのスイッチ

ホリデーは家族と一緒に過ごし、ヴァケーションには旅行を楽しみ、仕事は早めに切り上げワークアウトやパーティに出かける…そんなワークライフバランスを大切にする働き方のイメージが強い外資系企業では、仕事で最大限力を発揮できるようON/OFFの切り替えを大切にしています。

ひと昔前の日本のサラリーマンのように、休日返上で働いたり、遅くまで残業して辟易していると、能力がない人と見なされます。ましてや、それを部下やメンバーに強要することなど会社員としてもってのほか。でも、かといって、仕事をしないわけではありません。

仕事は100%の力を発揮しつつ、それ以外に自分をヘルシーにしてくれる趣味やアクティビティを持つことが大切なのです。もちろんOFFタイムのお供には、お気に入りのファッションアイテムを取り入れて。

10.偏見を持たない

誰でも楽しめるファッションの世界では偏見はタブー!どのような場所でも多様性が求められる今、特に“偏見を持つこと”に対して良い印象を持たない外国の人と仕事をするには、自分のなかの偏見を意識し、捨てることも大事。

「女性だから」「男性だから」といった発言でスタートしたり、「シングル?」「子供はいる?」といった質問を気軽にする人がいますが、これはNG。発言によってはハラスメントになりかねないですし、「リテラシーの低い人」と思われて当然でしょう。それだけならいいですが、企業倫理に規定されていて、罰則を課せられる会社もあります。

今の時代、LGBTはもちろん、ハンディキャップがある従業員や家族の事情でフルタイムで働けない人などを、外資系企業では積極的に受け入れています。「多様な人がいるから良い成功を生む、だからファッションって楽しい!」、そんなマインドを持って周りとの円滑なコミュニケーションをとっていくことが大事です。

Text:Mio Takahashi(Fashion HR)

 

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