Priv. Spoons Club(プライベートスプーンズクラブ)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

「好きって気持ちに勝るものはない!」想いをパワーに変えられる会社です

デザイナー / Priv. Spoons Club 和田 郁美さん

和田 郁美さん

デザイナー / Priv. Spoons Club

“RELAXING MORNING”をブランドコンセプトに、ファッション感度の高い自立した女性にむけたライフスタイルブランドとして、2015年3月にスタートした「Priv. Spoons Club (プライベートスプーンズクラブ)」。ライフスタイルもファッションと同じようにコーディネートを楽しむ、素敵な朝を迎えるためのアイテムを展開しています。

今回は、Priv. Spoons Clubのデザイナーとして活躍する、和田郁美さんにブランドの成り立ちや会社の魅力についてお話をお聞きしました。

ライフスタイルブランドとしてスタートするまで

−現在Priv. Spoons Clubが展開するアイテムと取り扱い店舗についてお聞かせください。

ベッドのかけ布団カバーやピローケース、クッションカバーからブランケットまで。 ウェアはルームウェア、スリーピングウェアでそれぞれレディース、メンズを展開しています。雑貨類はトラベルラインや、バスルーム周りなど、ライフスタイルに特化したアイテムを中心に打ち出しています。

直営はここ代官山店のみで、その他「H BEAUTY&YOUTH」などのセレクトショップを中心に卸展開をしています。ECサイトは自社のオフィシャルサイトでの販売と、ZOZOTOWNとFASHION WALKERで取り扱っています。卸先は2017SSからさらに展開店舗を拡大していく予定です。

−ポップアップストアでの展開も好評ですね。

最近では、青山にある「H BEAUTY&YOUTH」でポップアップストアを期間限定で行いました。他にも新宿伊勢丹やルミネ新宿や横浜、名古屋、大阪、福岡などでも期間限定で開催してきました。それぞれ全く違った世界観でブランドを表現できて、色々なイメージでPriv. Spoons Clubのアイテムを実際にお手に取り、楽しんでいただけたと思います。セレクトショップでは、多様なアイテムが豊富に陳列されているので、Priv. Spoons ClubにはないヴィンテージTシャツ等を組み合わせてもらえたり、コーディネートを楽しんでいただけました。 

−そもそもライフスタイルブランドとしてスタートするに至ったきっかけとは?

ローンチ当初から大人の女性をターゲットにしていて、まさにターゲット層にいる私たちが欲しいと思うトータルコーディネートができるライフスタイルブランドってなくて。こんなブランドがあったらいいね、という想いからスタートしました。寝具もファッションと同じように季節や気分によってコーディネートを楽しめば、家で過ごす時間や睡眠の時間を充実させることができる。ライフスタイルを充実することが私生活や仕事を豊かにしていけると思っています。世界中のファッションやインテリア、ライフスタイルからインスパイアされた、アイデアを持っているスタイリストの山脇道子さんと共に現代のライフスタイルの提案を始めました。

−大人の女性をターゲットに始まり、今やメンズからジェンダーレスまで展開をしていますが、他ブランドには負けない人気の理由とは?

ブランドができて2年が経ちますが、好評いただいているのは余計な要素を削ぎ落としたデザインであることと機能性の高さだと思います。もっともPriv. Spoons Clubがこだわっているのは品質の部分で、生地からつくっているプロダクトや、1つ1つの着心地や肌触りを追求しています。特に、シルクに関しては19匁(もんめ)の生地をこだわって使っていて、ここまで厚みがあって上質な素材はなかなか国内ブランドでは作っていないので、本物志向の強い大人のお客様に人気があります。2017AW以降は、ほとんどの製品を国内生産にシフトして、さらに品質にこだわっていきます。

「好き」な気持ちで叶えた、販売からデザイナーへのキャリア

−和田さんがデザイナーになった経緯をお聞かせください。

10代の頃からアパレル販売のキャリアをスタートしました。そこからバイイングを行ったり、ディレクションをしたりを経て、だんだん「作る方をやってみたい」と思うようになって、未経験で企画生産の道へ進みました。そこで経験を積んでアパレルブランドのデザイナーへ、まさに販売からの叩き上げでしたね。

−未経験からデザイナーというキャリアなんですね!きっと大変な努力をされたのでは?

環境にも恵まれていたんですけど、私のなかで、好きっていう気持ちに勝るものはなくて。何を学んでいても楽しくて、知りたいという気持ちで学んでいけたんです。企画生産のポジションになってからは15年くらい経ちますが、今でも販売をやってたからこそわかることが沢山あります。

−アパレルブランドからライフスタイルブランドへ移った理由は?

自分が年齢を重ねていくなかで、少しずつものに依存しなくなってきた頃に自分のディレクションでアパレルブランドをゼロから立ち上げました。そこでは、新しい商品だけど自分のワードローブのなかでヴィンテージとして“育てていくこと”を大切にしていて、“質”を意識することで自然とライフスタイルの方に気持ちがシフトしていきました。

子供が2人いるんですが、産休も経て働いているなかで心境の変化もありました。着飾るものではなく、自分の生活を豊かにするものとしてファッションと向き合うようになって、これまでのキャリアを生かして何かできないだろうかと考えているときにちょうど今の代表から声をかけていただいたんです。

風通しの良い社風がスタッフ全員を成長させてくれる

−まさにご自身のライフスタイルがPriv. Spoons Clubというブランドを引き寄せたのですね。会社はどのくらいのメンバーがいますか?

今は10名弱で、企画生産は私とアシスタントの2名です。アシスタントも営業担当も販売のポジションだったメンバーが皆キャリアアップを経て活躍しています。スタッフ一人一人の意見を尊重して、とことん押し上げてくれるような頼もしい会社です。

−未経験でもチャレンジができるということですね。

はい。販売スタッフには1点1点の商品について素材やディティールについて学べる勉強会を行っています。未経験でも働きながら専門知識を身につけることができるので、やる気があって目標を立てられる人であれば、夢や目標を叶えられると思います。まだまだスタートアップのブランドとしてポテンシャルの高い人材を求めています。

−風通しの良い社風ですね!

社長自身もクリエイティブや現場に入るので、とても風通しは良いですね。良すぎるくらいです(笑)。各セクションが責任を持ち、結果にこだわりながらも皆楽しんで働いています。スタッフの意見を常に吸い上げ、商品やサイズに関する意見も大切にするので、自分の発言が製品に反映されたときにはやりがいも大きいです。

−最後に応募される方へのメッセージをお願いします。

実務のスキルは経験で得れるという考えなので、経験者も未経験者も大歓迎です。また、将来的にはグローバル展開も考えているので語学スキルがある方も歓迎です。とにかく色んなことに興味があって、チャレンジしたいという気持ちがある方にぜひ挑戦してほしいです。好きな気持ちをパワーに変えられる、そんな環境がPriv. Spoons Clubにはあります。

 

自らも販売員という立場から「好き」という気持ちをパワーに変え、見事デザイナーとしての夢を叶えた和田さん。そのメッセージにはきっと多くの方が共感するのではないでしょうか。経験問わず、叶えたい、チャレンジしたいというあなたの想いをバックアップしてくれる、そんな環境で新しいキャリアを築いてみませんか?

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