Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

「お客様の人生をより豊かにするお手伝いをするためのブランドとしてさらなる発展を目指す」

Jo Malone London/ エデュケーションアンバサダー 伊藤 晶司さん

伊藤 晶司さん

Jo Malone London/ エデュケーションアンバサダー

1994年に英国・ロンドンで誕生し、香りをテーマに豊かなライフスタイルを提案し続けているラグジュアリーブランド「Jo Malone Londonジョー マローン ロンドン)」。独創的な香りとエレガントなギフトギビングで英国スタイルを象徴するブランドとして世界中のセレブリティや美容通に愛されてきました。日本でもその魅力はすぐに広まり、上陸以来多くのファンを獲得しています。

今回は、ジョー マローン ロンドンが日本に上陸した年に入社し、現在はブランドのエデュケーションアンバサダーを務める伊藤晶司さんにインタビュー。長年ブランドを支え、日本での成長を担ってこられた伊藤さんならではのストーリーをお伺いしました。

自分はこのブランドに入って成長できるか?──情熱を信じて入社を決意

−伊藤さんのこれまでのキャリアについてお聞かせください。

2008年、ジョー マローン ロンドンが日本に上陸したタイミングで入社をし、今年で9年が経ちました。上陸前だったのでまだ日本ではほとんど認知されておらず、私もブランドについて全く知らなかったのですが、日本でこのブランドを広めていきたいと話すブランドマネージャーの情熱に感化されて、チャレンジしてみようと決意しました。

−未経験でのチャレンジだったのでしょうか?大きな決断だったと思います。

前職ではファッション業界で働いていたので、コスメ・フレグランス業界は全くの未経験でしたが、挑戦してみたい分野だったのでそこまで決断に時間はかかりませんでした。ブランドマネージャーの言葉にはとても共感できましたし、自分が今このブランドに入って成長できるか、そう考えた時に絶対にプラスになると思ったんです。実際にブランドを知らないところからスタートしましたが、ジョー マローン ロンドンは本当に働ければ働くほどブランド愛というものが強くなる。そんなブランドだからこそ、ここまでやってこれたのだと思います。

−そして、日本上陸時にはカウンターマネージャー(店長)として抜擢されたそうですね。

アパレルでのセールス経験を買っていただいたのかなとは思いますが、マネジメント経験のないところからスタートして、店舗のスタイリストをはじめ、本社スタッフ、百貨店の方々など、いろいろな方に支えていただいたからこそ成り立ったカウンターマネージャーだったと、今でも感謝しています。

スタッフひとり一人の地道な努力が短期間での多店舗展開の礎に

−1号店にはじまり、そこからブランドが大きく成長しましたね。認知のないところからのスタートで、当時は大変な思いもされたのでは?

そうですね。1号店は、2008年に伊勢丹新宿店2階にオープンしたのですが、当時はほとんど認知のないブランドで心配がありました。大げさですが、そんな誰も振り向いてくれないところから、ブランドに関わる全ての人の力を合わせて振り向いてもらえるブランドへと成長しました。当時は苦しいことももちろんありましたが、ブランドを広めるために店頭で一生懸命ブロッター(試香用のアイテム)を配ったり、地道にお客様に声をかけ続けるなど、小さな積み重ねによってブランドのファンになってくださる方がだんだん増えていったのです。

−そんな1号店も新宿伊勢丹店で今や“1Fの顔”ともいえる場所に位置するまでに成長されましたね。当時と比べて社員数も大きく変わりましたか?

上陸当時は小さな店舗にジョー マローン ロンドンのスタッフが4名、百貨店社員の方が2名の計6名でしたが、いまは自社スタッフのみで11名のスタッフが所属しています。最近ではGINZA SIXにも新店がオープンし、現在全国に16店舗展開しています。ジョー マローン ロンドン スタイリストは約100名、本社スタッフが数十名在籍しています。今後も新店のオープンを控えていることもあり、組織は今後も大きくなっていきます。

−店舗数も社員数もこの9年でかなり大きく変わりましたね。伊藤さんの現在のポジションについてお聞かせください。

現在はエデュケーションアンバサダーというフィールドトレーナーのポジションです。ジョー マローン ロンドンの研修は、大きく分けると本社内のトレーニングルームで行うクラスルームトレーニングとOJTを通じたフィールドトレーニングに分かれます。クラスルームの研修を通じてブランドの世界観を伝えたり、実際に伝えたことが現場で活かせているかを確認するなど、トレーニングの内容が伝えたままにならないようにしています。また、チームワークを大切に、各個人の接客レベルやスタッフ同士の人と人とのつながりを見ることで組織がよりレベルアップ出来るよう支援していく役割です。

−御社の研修制度はかなり充実しているようですね。

ジョー マローン ロンドンでは定期的に新しい香りが出るので、その発売に合わせた研修も行っています。上陸当時は20種類ほどしかなかった製品も今ではライフスタイル全般を提案するアイテムにまで増えましたから、入社と同時にブランドの世界観にどっぷり浸かっていただける環境になっています。

−ご自身が未経験からチャレンジされたご経験を、どのようにトレーニングで生かしていらっしゃいますか?

私も最初まったく知識がないなかでジョー マローン ロンドン スタイリストとしてのキャリアをスタートしましたが、きちんとお客様と向き合うことでブランドを広めていくことができました。なので入社時に受けていただくベーシックトレーニングでも、今の段階ですべて分からなくても大丈夫だと話しています。香りの違いや製品名を正しく覚えることよりも、素直に色々なことを吸収していくことが大切だと思うんです。分からなかったとしても前向きに挑戦して、入ってから徐々に学んでいけばいい。そんな風に伝えることを心がけています。

ライフスタイルブランドとしてさらなる成長を続けていく

−まさにブランドと一緒に成長されてきた伊藤さん。他のスタッフも含めてジョー マローン ロンドンで働くことは、どんなメリットがあると思いますか?

ライフスタイル フレグランスブランドのなかでも、これだけ一つひとつの香りの背景にストーリーが詰まっていて、様々な提案ができるブランドというのは他にないと思います。フレグランス コンバイニング™など、先駆けて提案をしてきたブランドだからこそ、まだまだ新しい可能性を秘めていると思います。

−日本での認知も増えてきたブランドですが、今後の目標とは?

フレグランスブランドとして認知されることが多いですが、私たちジョー マローン ロンドンは“お客様の人生をより豊かにするお手伝いをするためのブランド”であり、あくまでもそのなかの一つにフレグランスがあるという考えです。ライフスタイル フレグランスブランドとして、そしてギフトブランドとして、ジョー マローン ロンドンが広く認知されていくことを目指していきたいです。

最近プライベートで食事をしているときに、他のテーブルでジョー マローン ロンドンをプレゼントされている現場を見かけたり、電車に乗っているときにふと香りを感じるなど、入社した当時は見ることがなかった光景を目にできて非常に嬉しいです。同じようにブランドに携わる人は皆嬉しい気持ちになると思いますし、これからこういった光景をさらに増やしていけるよう成長を続けていきたいです。

−最後に応募者へのメッセージをお願いします。

ご存知の方が少なかったところから、多くの方に認知いただけるブランドへと成長をしたジョー マローン ロンドンは、いまブランドとして非常に面白いフェーズに来ていると思います。今後も新店オープンが控えていますし、人が増えていくことで新しい制度や仕組みをつくっていける。それに伴い新たなポジションも生まれますので、入社した方にもチャンスがたくさん巡ってくるブランドです。ぜひ一緒にブランドを広めていきましょう!ご応募お待ちしています。

−ありがとうございました。

まさにブランドの日本での成長を支えて来られた伊藤さん。ご自身もブランドの発展と共に素晴らしいキャリアを築かれてきたようです。成長を続けるジョー マローン ロンドンに携わることは働く人たちにとって大きな成長に繋がるのだと確信できたインタビューでした。

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