Y-3(ワイスリー)のインタビュー

INTERVIEWインタビュー

社内もスポーツとファッションの良さを融合したような気持ちの良い環境です。

Y-3 表参道ヒルズ店 / ストアマネージャー 小林 勇治さん

小林 勇治さん

Y-3 表参道ヒルズ店 / ストアマネージャー

adidasのスポーツの専門的な技術、機能とウィットに富んだ山本耀司のクリエイティビティが融合したスポーツファッションブランド「Y-3」は、2002年のデビュー後、年二回のパリ・メンズコレクションウィークでコレクションを披露し、世界から高い注目を集め続けています。

スポーツ×ファッションのパイオニア的ブランド「Y-3」にはどのような働く環境があるのでしょう?今回は表参道店のストアマネージャー、小林勇治さんにお話を伺いました。

スポーツのバックボーンを持ち、ファッション業界へ転身

−小林さんは「Y-3」に入社して何年ですか?

入社して7年です。もともと「Y-3」の運営は㈱ヨウジヤマモトが行っていて、2009年に㈱ワイスリー・リテールマネージメントが設立されました。僕が入社した頃はちょうど業務移管のタイミングだったので、3ヶ月ほど㈱ヨウジヤマモトに在籍して、それから「Y-3」に配属となりました。

−これまでのキャリアと、入社のきっかけについてお聞かせください。

入社前はスポーツインストラクターをやっていて、水泳をメインに子供から大人まで指導していました。学生時代からスポーツの世界に行きたくて専門学校もスポーツ系でした。

スポーツに熱中している頃、ちょうどファッションにも同じくらい興味を持ち始めるようになって最初は古着とかカジュアルな服装がを好んでよく着ていました。就職してスポーツインストラクターになってからもずっとファッション業界には興味を持っていました。

−未経験からファッション業界にチャレンジされたのですね。

ずっと考えていたんですがどうしても一歩が踏み出せなくて、インストラクターの仕事を始めて1年半ほど経った頃に勇気をだしてやってみようと思い転職を決めました。

−色々ブランドがある中で「Y-3」を選んだ理由とは?

これまでずっとスポーツをやってきたので、働くならスポーツの要素が入ったブランドがいいなと漠然と思っていました。でも、スポーツブランドはあっても、ファッションブランドでスポーツの要素を取り入れているようなブランドは当時ほとんどなくて。

今でこそ増えてきましたが、スポーツとファッションをいち早くリンクさせたブランドは「Y-3」だと思います。まさに自分が働きたいのはこういうブランドだと、自然な流れで入社を決めました。

−未経験からスタートして3年後には店長に抜擢されたそうですが、どんなことを努力されましたか?

一番最初に配属されたのが青山店だったんですが、自分の中で大きく変化を感じるのは青山店から新宿伊勢丹店に異動した頃です。1フェーズだけの展開でスタッフも2名しかいない、ほとんど1人でお店を回すような小さな店舗では強い責任感が芽生えました。周りに色々なブランドが出店していたので、実績の比較やコミュニケーションを通じて成長できました。天候やお客様の反応でどの商品を出すか、当時はかなり試行錯誤しましたが、あの頃の経験は今でも活かされていますね。

バイイングやVMDまで多岐にわたる「Y-3」の店長職

−色々な店舗を経験されて、今年オープンした表参道ヒルズ店で店長をされていますが、「Y-3」の店長職について教えてください。

店長は通常の運営業務に加えて、決まった予算のなかで買い付けを行うMDとしての役割も担います。買い付けた商品を自分のお店でどう売っていくか、自分の店舗のオーダーに関して店舗で責任を持ち販売します。VMDもある程度のベースが決まっているので、MDに合わせて店長が決める裁量です。

−買い付けにはかなりの責任を感じるのではないでしょうか?

そうですね。毎回震えながらオーダーしています(笑)。でも、予測がつかない部分があったり、そういう責任を含めて店長職の醍醐味だと思っています。地域によって展開するものが違ったり、店舗のスタッフと話し合ってお客様のニーズや時代の流れを加味しながら考えていくのがとても面白いです。以前、「絶対売れる」と思ってかなりの数量オーダーしたスニーカーが爆発的に売れた時はすごく嬉しかったですね。

−勤続7年の小林さんが感じる「Y-3」の魅力とは?

本来はスポーツとファッションってリンクしない真逆のものだと思うんです。スポーツは機能を重視して、ファッションはデザインを重視する。でも「Y-3」ではその真逆の要素が上手く融合していて、すごくロマンを感じます。

スポーツとファッションの良さを融合したような気持ちの良い職場環境

−「Y-3」はコラボレーションがきっかけでスタートしたんですよね。

きっかけは、山本耀司がadidasの本社に直接電話をかけて「こういうことがやりたい」と言ったことに始まります。adidasは、Run-D.M.C.に3本線のジャージを着せたり、Beastie Boysにキャンパスを履かせたりスポーツブランドの中でいち早くファッションや音楽、カルチャーとリンクをさせてきたブランドです。山本自身がそういう背景を知っていて連絡したところ、adidas側が「すぐにやりましょう」と言って実現したのです。

−素敵なエピソードですね。働く環境や社風はどのような雰囲気ですか?

2つのブランドのコラボレーションからスタートしていることもあり、いわゆるアパレル気質もあるし、スポーティな空気感もある。色んな血が混ざっているので非常に働きやすい環境です。本社とスタッフの距離の近さやコミュニケーションの取りやすさがとても気持ち良く、風通しも良いですね。

−最後に、応募者の方へメッセージをお願いします。

ファッションが好きでスポーツも好きだという方。そして「Y-3」が好きだという方が活躍できる環境が整っています。やりたいと思ったことに挑戦できる会社なので、ぜひ経験・未経験問わずチャレンジしていただければと思います。

−ありがとうございます。

社内もまさにスポーツとファッションの良い部分を融合したような雰囲気の「Y-3」。働く人たちが常に新しいチャレンジを続けられる理由は、その気持ちが良く働ける職場環境にあるのかもしれません。

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